人には言えないアレコレを語ろうじゃないか
はい。
はてなブログのお題をいくつか作ってみました。
もしよろしければ参加してやってくださいな。
さて、今回のボクが出したお題は上述のとおり、人には言えないアレコレだ。
まぁ友人や家族なんかには言えないことであっても、ネットという情報の渦の中なら言えることもあるだろう。
ということで、作ってみました。
さてさて。
では、早速のことだが本題に入ろうか。
ボクの人には言えないアレコレなんだが、まぁ犯罪に直結するものではない。
あまり引っ張るのもなんだから、書いてしまうおうか。
実を言うと、ボクには許嫁がいた。
まぁボクがいくら不惑前といっても時代的には許嫁なんていない人のが多い。
旧家の出身だとかお金持ちだとかでもない。
ごくごく普通の一般的な家よりも、ちょっと下のクラスだったと思うので、むしろそんな良いところの出でもないんだ。
じゃあなんて許嫁なんていたのか、なんて話になるよね。
その辺を語ってみようか。
まぁあまり詳しく書くようなことでもないんだけどね。
話はとても単純で、うちの爺ちゃんは従軍経験者だ。
太平洋戦争の時に駆りだされて、大陸の方へとわたっていた。
爺ちゃんのいた部隊では、けっこうな戦いがあったらしくてね。
爺ちゃんも爆風で何本か指を欠損していたんだ。
そんな部隊だったからか、爺ちゃんにはとても仲が良くなった戦友がいた。
その戦友との約束が自分たちの子どもが生まれたら結婚させようって話だった。
しかし、爺ちゃんもその戦友の人の子どもも男ばかりだったんだよね。
で、そこで諦めりゃいいものの、なぜか孫の世代まで持ちだしたワケ。
それがボクに許嫁がいた理由だ。
ボク自身も許嫁がいるなんて知らないままに過ごしていて、18くらいのときだったかな、いきなり聞かされたんだよね。
と言われても、当時ボクにはお付き合いをしていた女性もいたし、いきなり許嫁がいるからなんて聞かされても、知らんがなって話だ。
たぶん、相手になっている女性にしても迷惑な話だったと思う。
で、20歳のときに付き合う付き合わないは別にして、一度お互いに顔をあわせようなんて話になったんだよね。
爺ちゃんも良い年だったし、お相手の人のご尊父だってそうだろう。
書き方は悪いが、冥土の土産にでもというような気持ちで、ボクは許嫁と会うために某県の割烹を訪れることになった。
正直に言って、きれいな人だったと思うが、さすがにお付き合いをしていた彼女がいるのに結婚云々なんて話はできない。
そこで、お見合いの席でありがちな、後は若い人だけでとなったときに、ボクは頭を下げて、正直に言った。
許嫁がいるのを知らなかったこと。
いまお付き合いをしている彼女がいること。
今回は申し訳ないけれど、なかったことにしてほしいこと。
ボクが一方的に悪いので、そうご両親やご尊父に伝えて欲しいこと。
なんかを伝えた。
すると、相手の女性もボクと同じような気持ちだったそうだ。
ただ違うことは、小さいときから許嫁がいると聞いていた点かな。
会ったことも話したこともない許嫁なんていないと一緒だ。
お相手の女性にも彼氏がいて、その人と結婚を考えているとのことだった。
お互いにそういうことなら話は早い。
爺ちゃんズの気持ちもわかるけれど、それはまた別の話である。
お相手には頭を下げて、さっくりと帰ってきた。
爺ちゃんたちも本気で思っていたワケではないだろうが、それでも許嫁がいたなんてことは、あまり人に話せることもでもない。
というワケで書いてみた次第である。
・
・
・
・
・
・
まぁ作り話なんだけど。
こういう人様を担ぐようなことをするのが、ボクの人には言えないことである。
もし、真剣に読んでくれた人がいたのなら謝っておこう。
ごめんなさい。