手巻きタバコの忘備録 GANDUM・クローブ
久しぶりにシャグのレビューをしよう。
今回はGANDUM・クローブである。
さて、日本人からするとこの綴はガンダムと読んでしまっても仕方がないんだけど、ガンドゥムというそうだ。
たぶん、このガンダムのくだりは多くのシャグレビューブログで書かれていそうだね。
シャグにしては珍しくインドネシア製のものになる。
カエルがブランドのロゴになっているシャグなんだけど、まぁ独特である。
ボクは一度バリ島へ旅行にいったことがあるのだけど、その時にインドネシア製の煙草をいくつかもらったんだ。
たぶんこれから販売するからってことで1カートンほどもらった気がする。
吸ってみると、バチバチ言うし、口の中にまとわりつくような甘さがあって、どうにも苦手な煙草であった。
今にして思えば、これがクローブだったのだと思う。
結局、この煙草はお土産ってことで他方にばら撒いたのだけど、やっぱり評判は良くなかった。
さて、そんなインドネシア製のシャグ、GANDUM・クローブについて書いていこう。
さて、GANDUM・クローブなんだけど。
お値段は30gで700円くらいだったかな。
煙草屋さんによると、GANDUMのシリーズでアロマオリジナルというものがあって、そのシャグにクローブを足したものが、このGANDUM・クローブなんだと。
クローブってのは香辛料としても有名で、日本だと丁子なんていわれているね。
このGANDUM・クローブについてくる巻紙がちょっと特殊なものになっている。
一般的なシャグについてくるペーパーとは違って、オリジナルサイズのものなんだよね。
しかも、コニカル巻専用と謳っていて、糊がついていないんだ。
あと、ペーパーそのものに天然由来の甘味料が染み込ませてあるらしく、独特の薫りがある。
実際に吸ってみたところ、ううん、こりゃなんとも言えんなぁという感じだ。
シャグとともに付属のペーパーを使ってみたんだけど、個人的にはこっちも好きになれそうもなかった。
ちなみに、糊付けはされていないけど、巻く時にはいつも通りにぺろりと舐めた方がいい。
湿らせるとけっこうくっつくんだけど、湿らせないとくっつかないからバラけてしまうよ。
前述した旅行の時にもらったシガレットと比較すると、甘くはない。
そして、クローブの成分もそこまでキツくはなかった。
ただ、ボクにはやっぱりちょっと合わないなという感じ。
喫味はそこまで強くもないけど、チェほど軽くもない。
確かにバニラとか複雑な味わいがあって、一概に不味いとはならない。
けれど、好んで吸うかと言われれば吸わない。
そんなシャグである。
確かにエキゾチックな感はあるんだけどね。
ちなみに他のシャグにブレンドしてみたんだけど、あんまり美味しくなかった。
これ30gで良かったと思えた初めてのシャグである。
人によって好き嫌いが別れるシャグだと思う。
確かスコッチウイスキーには、ラブオアヘイトとかいうキャッチフレーズのついたものがあったと思うが、そんな感じだね。