手巻きタバコの忘備録 スタンレー・リコリス
今回もシャグのレビューといこう。
お題はスタンレーのリコリスだね。
最近発売されたばかりのシャグで、ちょっと気になっていた品である。
リコリスってのは甘草のこと。
正確には西洋甘草になるのかな。
日本じゃ漢方の生薬なんかで良く使われている。
喉に良い成分があるそうだね。
ヨーロッパでも甘草はハーブとして有名みたいだ。
むこうだとビスケットとかクッキーとかに良く使われている。
というのも、その昔にお土産でもらったことがあるからだ。
独特の風味、甘みがあった一品だったと記憶している。
手巻きタバコが好きな人からすると、リコリスと聞くと巻紙をイメージする人も多いだろう。
リコリスペーパーはボクも偶に使ったりする。
あと、あれだ。
ジョニー・デップがリコリスペーパーの愛用者らしいね。
よくしらんけど。
では、シャグのレビューへと入っていこう。
さて、スタンレー・リコリスなんだけど。
お値段は30gで690円とかだったかな。
まぁいつものスタンレーの価格である。
コストパフォマンスとして優秀な部類に入るだろう。
見た目はふつうのシャグっぽくて、加湿もしっかりとしてあるので、調整する必要はない。
あ、付属の巻紙もいつものスタンレーのやつね。
フリーバーニングの。
さて、吸ってみた感想なんだけど。
なんつうか上品な感じがする喫味だと思う。
ほんのり甘くて、でもタバコ特有の酸味とかはしっかり感じることができた。
うん、個人的にはスローバーニングの紙で巻いて、ゆったりと吸いたい時に使いたいシャグだと思う。
1本吸い終わったってさ、なんかに似ているなと思ったんだけど、しばらく考えていて答えがわかった。
ピースに似ている感があるんだよね。
ちょっと甘みが強いので、ノンフレーバー系のシャグと混ぜれば、さらにピースっぽくなるかもしれない。
と、手持ちにあったプエブロとまぜてみたんだけど、やっぱり正解だった。
さらにピースっぽい感じになったのだ。
そもそもの話、日本人にはリコリスなんて言われても元の味を良くしらんから、これが正解なのかどうかは分からない。
けれど、個人的には好きな感じのシャグだと思う。
ただ、こういう甘みの強いシャグは苦手だという人もいるだろうから、好き嫌いが別れるかもしれない。
ボクもバニラとか甘い感じのシャグはあまり好きではないのだけど、それでもリコリスは上品な感じがして吸いやすかった。
万人にはお勧めできないけれど、好きな人は好きって言えるシャグだと思う。
ちなみにボクはいつものシャグにちょっと変化を加えたいときに買おうと考えている。
定期的にリピートするほどではないけれど、アリっちゃアリなシャグだ。