不惑の世代にちょっと怖い話をしよう
なんかココ数日、ちょっと秋の気配を感じていたのに、また蒸し暑い日が戻ってきているような気がする。
なんだかなぁと思う日々だ。
まぁでもまだ9月の頭である。
そら、暑いわなって話だ。
さて。
先日、友人から久しぶりに連絡があってご飯を食べてきた。
で、サプライズだかなんだかしらんが、ものスゴい久しぶりの友人がいた。
いやあ何年ぶりなんだね、とつもる話をする。
そこで友人がいった一言に驚いた。
「実はな、三年前に死にかけてん」
なんで、と聞く。
「朝、起きたときにな、なんか調子悪いなって思ってん。でも、仕事休まれへんし、がんばって起きようと身体動かしてんけどね、なんか身体がふらふらして立たれへん。で、なんやなんやって思ってる内にバタンって倒れてもうたんよ。で、気がついたら病院やってん」
「うわ、マジでか」
「うん。で、医者が言うにはあとちょっと運ばれてくんのが遅かったら命がなかったかもしれんって。脳梗塞ってやつで」
「ええええ!」
である。
まさか自分の同級生がこんなことになっているとは思わんかった。
まぁ脳梗塞やら心筋梗塞やらは若い人でも多いと聞く。
あんまり若いとは言えんけど。
それでもすっごいビックリした。
なんか死というものが、リアルに近づいてきているという実感。
同級生がそうなったと聞くと、やけに怖いものがあった。
幸いにして友人は後遺症などもなく、元気に働いている。
彼は消防士をしているので、さすがに現場から一線は退いたそうだが、なんだかとても怖い話であった。