今ならダブルがサブルやって言うてたって話
寄せては返す波の音を聞きながら、のんびりと煙草に火をつける。
傍らには極彩色のトロピカルなドリンク、目の前には碧色をした海があった。
茫洋として眺め、ただただ時間が過ぎるのに身を任せる。
風が吹く。
さわさわと椰子の葉が揺れた。
熱帯の陽射しはキツイが、日本のように湿度が高くない。
パラソルの日陰に入ると、むしろ涼しく感じるくらいである。
紫煙を吐き出して、あくびをした。
と、いうような夢を見たんだ。
南国のビーチで、ボケっとする。
それだけの夢だ。
なんだかつまらない話である。
さて。
久しぶりにアイスクリームを買った。
うちの親が31につれて行けというのだ。
「今ならダブルがサブルやって言うてた」
サブルってなんやねん。
トリプルやろって話である。
まぁ言わんとすることは分かるんだがね。
そんなこんなで、親をつれていったワケだ。
31のお兄ちゃんにはすまないことをしたと思う。
忙しいときに、アレコレと説明させてしまってスマヌ。
なんだかんだで2000円くらい使ったから許してほしい。