雑記帳

手巻きタバコとか趣味の物とかを書いています。

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ちょっと久々に100均にいったんだけどさ。
単4電池が6本100円から5本100円になってんだね。
いや、もうびっくりさ。
1パックで偶数だから使い勝手良かったのに。
偶数にするには2パック買わないといけない。
これが企業努力というものか、げせぬ。

さて。
今日はKさんの話をしたい。
Kさんはボクが社畜として働いていた時のセンパイだ。
年齢は一回り上の人だったんだけど、色んな職業を経験している人で、とても話の引き出しが多く楽しい人であった。

そんなKさんの前職が盗聴機発見のフランチャイズだったそうだ。
いわゆる一人親方みたいなもので、個人事業主としてKさんはフランチャイズ先から借りた盗聴発見セットを手に営業していたらしい。
別に本職を持っていたので最初は単純な興味から始めてみたそうなんだが、まぁ世の中盗聴器だらけだと言っていた。

特に大阪市内なんかだと車に盗聴器発見の機材をのせて、適当に流しているといたるところから電波が入ってきたらしい。
最初は楽しいと思っていたんだが、だんだんとKさんは人間不信に陥りそうになったと言っていた。

何故なら盗聴器を使うのはストーカーだけではないからである。

 

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一般的に盗聴器というと、ストーカーが使うなんてイメージをする人が多いだろう。
しかし、実際には夫婦間や恋人間でも良く使われていたそうだ。
男側が女側の生活をチェックするために置くということもあれば、反対のこともあったりして、なんで夫婦や恋人ができるんだと不思議に思ったとのことだ。

中には浮気調査の名目で盗聴器を仕掛けていたりと本当に色々あったらしい。

そして、Kさんは先述したように人間不信になると思ったので、やめたそうである。
なかなかに闇の濃い話をしてもらったんだが、そんなKさんがレンタルビデオ店で借りたアダルトなビデオが盗撮モノだったのが、さらに闇の濃さを語っていた。

その会社はボクの方が先に辞めることになったので、Kさんとは連絡をとっていないのだけど、今頃何をしているのだろう。
数年前に偶然、東京で出くわした時には驚いてしまったが、その時には結婚をしたと言っていたので、幸せにやっているのかもしれない。

なんだかふと思い出したので書いてみた話である。