雑記帳

手巻きタバコとか趣味の物とかを書いています。

喫茶店の喫とは、茶を喫(の)むということらしい

 

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ボクには行きつけの喫茶店がある。

昭和の名残がある古いタイプの喫茶店で、とても居心地が良い。
あまり珈琲は嗜まないのだけど、このお店の珈琲は手頃な価格で美味しいと思える。

で、サンドイッチがとてもお気に入りだ。
タマゴサンドなんだけど、ゆでたまごを潰してマヨネーズであえたものではなく、薄く焼いた卵焼きが入っているのがポイント。
ケチャップで味付けされたそれはとても安っぽい。
けれど、それがいいのだ。

あと、マスターが手巻きタバコを嗜む人で、色々と話を聞いていても面白い。
今時めずらしい全席喫煙可能というのもまた嬉しいね。

まぁそんなこんなで喫茶店なんだけど、この喫茶って言葉を勘違いしている人も多いようだ。
先日、友人から言われたのだけど、喫茶店ってタバコを吸えて、お茶が飲める場所のことだよな、と。

実はコレ間違いなんである。
喫茶店の喫というのは分解して使うものではない。
喫茶として1つの単語になる。
もとは鎌倉時代だったかに流入してきた言葉で、お茶を飲むという意味で使われているのだ。

つまり、喫茶店とはお茶を飲む場所であると言える。
法律上の区分としても、喫茶店ではアルコールの提供ができないとなっていて、お茶や軽食を楽しむ場所であると考えられる。

ちなみに、カフェならばアルコールの提供できる。
純喫茶というものが昔あったのだが、これはアルコールを提供しない喫茶店という意味だったそうだ。
ちなみにカフェは日本語に訳すと喫茶店になるので、同じものではあるが、法律上の区分は違うと覚えておくと良いかもしれないね。